【脳トレプリント付き🌟】天気の漢字、全部読める?気象にまつわる漢字クイズ10問🌤

脳トレ・レクリエーション

「明日は晴れるかな?」「今夜は雨が降るみたい」
そんなふうに、天気の話題って毎日のように会話の中に登場しますよね☀️☔

今回は、そんな「気象・天気にまつわる漢字クイズプリント」をご用意しました!
今回は難読漢字ではなく、やさしい漢字で10問お届けします⛄

デイサービスなどの高齢者施設でのレクリエーション、脳トレの時間にもぴったりな内容です✨
漢字をきっかけに、季節やお天気にまつわる会話も自然と生まれるはず😊🌤️

また、このページでは答え合わせの際に使える解説も紹介していきます✨

みなさんでぜひ楽しんで取り組んでみてくださいね!

こみち
こみち

お天気は老若男女問わず使える万能な話題ですよね☀


クイズの天気について解説!豆知識などもご紹介☆彡

①快晴(かいせい)

快晴とは、「空に雲がほとんどなく、気持ち良く空が晴れ渡ること」。
気象学上では、空全体に対して雲の占める割合(雲量)が1割以下の状態をいいます。

また、雲がまったくなく、視界(視程)も良好な状態を「日本晴れ」と表現します。

📝「快晴」と「晴れ」の違いとは?

  • 「快晴」・・・雲がほとんどない、非常に晴れ渡った状態。雲量は1割以下
  • 「晴れ」・・・雨や雪ではない「天気の良い状態」。雲量は2~8割

つまり・・・
 「快晴」は雲の少なさを強調した言葉、「晴れ」は一般的な天気の良さを表す言葉🌞

こみち
こみち

快晴、気持ちが良いですよね✨しかし、冬の夜間に快晴状態が続いた場合、放射冷却により路面凍結を引き起こして交通事故の遠因となることもあるそうです。夏には光化学スモッグを発生させることも……。

②曇天(どんてん)

曇天とは、空が雲で覆われ太陽がほとんど見えない、くもりの天気や曇り空のこと。
気象学上では、空全体に対して雲の占める割合(雲量)が9~10割かつ、雨が降っていない状態をいいます。

また、厳密には、上層雲(巻雲けんうん筋雲すじぐも)、巻積雲けんせきうん(うろこ雲)、巻層雲けんそううん薄雲うすぐも))の量が中層雲+下層雲より多い場合を「薄曇り」、中層雲+下層雲の占める割合が上層雲より多い場合を「曇り」と呼んで区別しているそうです☁

こみち
こみち

雲っていろいろな形があって面白いですよね♪みなさんの一番好きな雲はどれですか?

③雷雨(らいう)

雷雨とは、雷を伴った雨のこと。
発達した積乱雲のもとで起こり、竜巻などの激しい突風やひょうなども発生させることがあります。

日本では太平洋高気圧の影響で夏に最も雷雨が多く、特に夕方ごろに激しく降り出すことが多いそう(夕立)。
これから梅雨にも入りますので、お出かけの際には傘を忘れないようにしたいですね🌂

こみち
こみち

雷雨が訪れたら、必ず車などの乗り物や建物(東屋などは✖)の中に避難しましょう!屋内にいる場合も雷の電気が建物の壁や電気配線などを流れるおそれがあるため、部屋の真ん中あたりに移るのが安全だそうです🌩

④俄雨(にわかあめ)

にわか雨とは、急に降り出し、短時間でやむ雨のこと。
夕立やゲリラ豪雨、通り雨など似た言葉はありますが、にわか雨は長くても30分以内にやむものを指すようです。

🌧「にわか雨」によく似た言葉は?

  • 夕立・・・⑧参照。特に夏の夕方に降るにわか雨を指す
  • ゲリラ豪雨・・・局地的大雨のこと。にわか雨より激しい雨で、災害につながる場合もある
  • 通り雨(時雨しぐれ・・・雨が断続的に降っている様子
  • 驟雨しゅうう村雨むらさめ・・・強くなったり弱まったり、時にはやんだりする変化の大きい雨。にわか雨も通り雨も驟雨しゅううの一種
  • 狐の嫁入り・・・晴天にもかかわらず雨がふっている状態。天気雨
こみち
こみち

突然降る雨にこんなにもたくさんの名前がついているのは日本語特有かもしれませんね✨

⑤春一番(はるいちばん)

春一番とは、立春(2月4日頃)から春分(3月21日頃)までの間に、日本海の低気圧に向けて初めて吹く強い南風のこと。

気象庁では風速や低気圧の位置、気温など、地方によって異なる基準を設けています。
たとえば関東地方では・・・

  1. 立春から春分までの間で、
  2. 日本海に低気圧があり、(発達すれば理想的である)
  3. 関東地方における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上の南よりの風が吹いて、昇温した場合。

(引用元:Wikipedia

また、春一番は毎年発生するわけではなく、認定基準にあてはまらないと「観測なし」とされる年もあるようです。

こみち
こみち

「春一番」という言葉が使われ出したのは意外と最近で、新聞には1963年2月15日にに初めて登場しました。そのため、毎年2月15日は「春一番名付けの日」とされています。

⑥木枯らし(こがらし)

木枯らしとは、晩秋から初冬にかけて吹く、木々の葉を吹き散らすほど強い北風のこと。

また、その年初めて吹く木枯らしは「木枯らし1号」と呼ばれています。
春一番同様にその基準が定められており、気象庁は毎年東京と大阪の木枯らし1号について発表を行っています。

その条件は、東京では

  1. 期間は10月半ばから11月末の間。
  2. 気圧配置は西高東低の冬型となり、季節風が吹くこと。
  3. 風向は西北西から北
  4. 最大風速はおおむね風力5(風速8m/s)以上

大阪では

  1. 期間は霜降(10月23日ごろ)から冬至(12月22日ごろ)の間。
  2. 気圧配置は西高東低の冬型
  3. 風向は北寄り
  4. 最大風速は8m/s以上

(引用元:Wikipedia

こみち
こみち

東京で木枯らし1号が吹かなかった年は、1950年に観測を開始してから最近まで1959年、1962年、1977年、1979年の4年のみでしたが、2018年に約40年ぶりに観測がなく、そこから2019年、2021年、2022年と続いてしまいました。地球温暖化の影響なのでしょうか・・・。

⑦冬将軍(ふゆしょうぐん)

冬将軍とは、厳しい冬の様子を擬人化した表現で、特に日本の場合はシベリア高気圧がもたらす強い寒気のことを指します。
シベリア高気圧が勢力を強める11~3月頃にかけて、天気予報で強い寒気のことを「冬将軍が襲来する」「冬将軍が居座る」などと表現しているのを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

「冬将軍」の由来は、なんとナポレオンの時代にまで遡ります。

1812年、ナポレオンはロシア遠征中に厳しい寒さと雪に苦しめられ、撤退を余儀なくされました。
この敗北を、イギリスの新聞は「ナポレオンは”General Frost”(厳寒将軍)に敗北した」と報じたと言われています。この表現が日本に伝わり「冬将軍」と訳され、今日まで使われて続けています。

(引用元:Yahoo!天気

こみち
こみち

「冬将軍」は日本特有の表現かと思っていましたが、ルーツはまさかのナポレオンだったのですね⛄

⑧夕立(ゆうだち)

夕立とは、夏の午後、昼過ぎから夕方ごろに局地的に降る激しいにわか雨のこと。
雷を伴うことが多いですが、長くても1時間程度でやんでしまうようです。

また、夕立を降らせる雨は「夕立雲」といいますが、地域ごとにさまざまな呼び名があります。
関東では坂東ばんどう太郎(江戸時代の江戸方言で入道雲のこと)、京阪地方では丹波たんば太郎」、九州では筑紫ちくし二郎」、その他の地域では信濃しなの太郎」「四国三郎」上総かずさ入道」など、どの地域でも人名のように呼ばれていたようですね😲

こみち
こみち

沖縄では、夏の局地的に降る雨を表す「カタブイ(片降い)」という言葉があるそうです☔

⑨濃霧(のうむ)

濃霧とは霧が濃い状態を表しており、「霧」は視程が1km未満の状態ですが、「濃霧」は視程が100m以下のものを指します。

濃霧はとても視界が悪くなり、交通事故などの災害が発生するおそれがあるため、気象庁により「濃霧注意報」が発出されます。
濃霧注意報が出ている際の運転は、車間距離を十分に取り速度を落として安全に走行しましょう!

こみち
こみち

霧と雲はよく似ていますが、地面に接しているものは「霧」、地面に接していないものは「雲」と定義されています☁

⑩秋雨(あきさめ)

秋雨とは、主に8月後半から10月頃にかけて日本列島で降る雨のこと。
梅雨前線と同様に、太平洋高気圧とシベリア高気圧の境目となる前線が日本付近に停滞することで発生します。

秋雨は秋の長雨を指すことも多く、秋霖しゅうりん薄梅雨すすきつゆ(すすきが見られる頃の長雨のため)とも呼ばれています🌾

こみち
こみち

春の長雨を菜種梅雨なたねつゆ、秋の長雨を薄梅雨すすきつゆ、冬の長雨を山茶花梅雨さざんかつゆとも表すそうです。おはぎみたいで素敵ですね✨

まとめ

以上、天気についての解説をご紹介しました!

いかがでしたでしょうか?

人生の先輩である高齢者のみなさんは、私たちよりもたくさんの季節を乗り越えていらっしゃいます。
天気にまつわる思い出話を利用者さんに伺ってみても良いかもしれません🌤

みなさんで楽しんで取り組んでみてくださいね💛

こみち
こみち

同じ雨でも、季節や時間に応じて様々な名前がついていて素敵ですね✨


コメント

タイトルとURLをコピーしました